それには答えず、マッキーは外に出ると、 「ったく、お前なんで俺の名前呼んでるわけ」 呆れたように言った。 「なんとなく…」 私が言うと、マッキーはため息をつく。 「でもなんでK高校にいたの?」 「オマエが告白されるって聞いて、いても立ってもいられなくなった」 「へ?」 「にしてもさぁー、お前、なんで俺以外の男にキスされそうになってんの」