俺様ヤンキーくんとのキスから始まる恋





「俺にはお前が幸せそうには見えねぇ」

 その言葉のショックが大きくて、私は戸惑った。

 マッキーといられれば幸せだって思ってたのに、その言葉で本当にそれでいいのかな、って心配になってくる。

 普通の恋人同士なら、付き合いたての今が幸せなんだろう。でも、龍二からすれば私は、不幸そうでしかないんだ。

 龍二は私の目を捉えて逸らさない。

 だから私も、目を逸らさなかった。

「俺ならお前を幸せにしてやれる」

 龍二が言った。

 龍二が一歩、私に近づいてきた。

「俺にすれば?」

 背の高い龍二が、私の顔を覗き込む。龍二って、こんなに背が高かったんだね…。今更思った。

「あんな奴なんかやめて、俺にしろよ」

 龍二だって、男なんだ…。