その言葉に私は驚いて、マッキーを見た。

「え」

 マッキーは冗談で言ってるんだろうと思ってしまった。

「なるの?ならないの?」

 マッキーは何も言わない私に焦れてるのか、答えを急かしてくる。

「あの、でも…」

 シドロモドロになってしまった私の首筋に、マッキーが唇を落とした。さっきキスマークをつけられたところに、またチクッと痛みが走った。

「俺のカノジョになってよ?」

 マッキーが耳元で囁く。

「…う、うん」

 私は静かに頷いた。