そして朝。


まさかの彼氏組に起こされて朝ごはんを食べに下に降りた。


「なんで大和達私らより先に起きてんだろ…。」


「絶対私らの方が先だと思った。」


「うん。」


すっぴんを見られるのはまだいいがこの酷い寝癖は見られたくなかった。


たぶん雅も同じ。


起こしに来た彼氏組に大爆笑されたもん。


「おはよー。」


「おはようございます。」


「あら楓に雅ちゃんおはよう。相変わらずの寝癖だね2人共。」


「「ぷっ……!」」


お母さんの一言に彼氏組が反応する。


必死に笑いを堪えていた。


「祥弥……?」


「大和……?」


「「ひぃっ!」」


「「そこになおれぇえええええい!!」」