あのあと、待っていてくれた雅と大和君と合流した。


やっとくっついたかこのやろー、と雅に言われて4人で笑いあったのはまだ記憶に新しい。


そして今日は12月31日。


そう、大晦日である。


なぜか祥弥も雅も大和君も家で年越しをするという事になったのだ。


お母さんは賑やかでいいねー、なんて言いながら年越しそばの準備。


私と雅はそれのお手伝いをして、男子2人は打ち解けたようで某お笑い番組を見て笑ってはこの芸人はどうのこうのと話している。


ちなみに祥弥と付き合った事はお母さんにだけ言ってある。


お父さんはうるさいからバレるまで教えないことにした。


兄ちゃんは、お正月休みに帰ってくるという事でその時でいいかという判断。


今お父さんは会社の人と飲みに行っている。


まぁ、居たら居たで私の部屋で年越しやってたけど。



「そば出来たよー。」


「ほら、ちゃんと座って大和!祥弥さんも!」


「「はーい。」」


こたつの一辺に私と雅が座る。


雅側の一辺に大和君、大和君の向かいに祥弥、私達の向かいに私のお母さん。


…どーゆーならびでしょう。