向葵は手と首をブンブン振りながら、全否定した。なんかチワワがしっぽふってるみたいで可愛いしおもしろいな。


「やっ!!それこそ(ヾノ・∀・`)ナイナイ。」

「いやいや。あるあるありまくるって(。-ܫ-。)」



向葵は私のこと可愛いって言ってくれるけど、私はそんなこと1回も思ったことはない。


思ってたらナルシストだけどね。


向葵のほうが私より何倍も可愛いと思う。


身長は小さくて、肌が眩しいくらいに白い。

髪は長くてほわほわしていて可愛い。

小さい顔には、大きな綺麗な瞳と小さい桜色の唇。


こんな子が可愛いと思わないはずがないと思う。


急に近くの男子が向葵に声をかけてきた。



「なぁ。相原~。今日カラオケ行こうぜ~。他にも俺合わせて8人いるし久しぶりに行こうぜ。」

「うん(^-^*)行く行く♪」

「じゃ~今日の7時半からな。」

「OK(>Д<)ゝ”」



決まってこの明るさといつも笑っている親しみやすさ。

こりゃ男子もすぐ落ちるでしょ。