まぁでも。唯一得したのは、先生に顔が利くってことかな。

校長までも、普通に喋ってるからな。たまにお茶もしてるしね。



「でもさぁ、本当にすごいよねぇヽ〔゚Д゚〕丿だって2年連続で委員長だしさぁ。まじ天才じゃん。」


「そうかなぁ?これでも全く勉強してないんだけどね。もう前日にいっきにやってるよ。」


「えっ。まじでΣ(゚д゚;)いやぁ~さすが委員長。前日にやっても満点取れるんだね。私なんて下から数えた方が絶対はやいし。」


うん。ハッキリ言うと、向葵は頭が悪い・・・というか悪すぎる。

この子は、なんでここまで頭が悪いんだか・・・


前に1回勉強を教えてあげたときも、なぜかしらないけど30点しか取れなかった。


まぁ。本人がすごく喜んでたからいいんだけどね。やっ。成績的には悪いのかな?


「大丈夫だって。向葵は頭悪くても、いろんな事に一生懸命になれるし。それに可愛いからいいでしょ。」

「いやいやいやいや(-o-)/ないってそれは。絶対委員長のほうが可愛いよ(,,Ծ‸Ծ,,)」