私はそのまま深い眠りに落ちた・・・
「・・菜・お・・月」
なんで。なんで。あんたがここにいるの?
相変わらずの低いめんどくさそうな喋り方。
いつもやる、髪の毛触る癖。
少し怒ってるときの頬の色。
全てが愛しかった。
目が熱くなって、あいつがぼやけた。
「おい!!菜月無視すんじゃねーよ!?」
「・・・・。」
「えっ!?ちょっなんで泣いてんだよ!?」
夢でもなんでもいいから、ただ『翔』に会いたかった。
この大好きな声が聞きたかった。
この大好きな笑った顔が見たかった。
また翔に触りたかった。
「・・・・・ゴメン。」
それを言うのがやっとだった。
ただただ、会えて嬉しかった。
「バーカ。泣いてんじゃねーよ。」
そういうと翔は私の隣に座って、優しく背中をさすってくれた。
