君の隣が好きだから


「向葵・・・・」

「んっ?なにぃ?」


何その見たこともないような満面の笑みは、中学一緒だけどマジで見たことないよ!?


「そのニヤニヤやめてくんない?そろそろキモイ・・・」

「わぁー委員長ヒドイー(;´Д`)」

「うっさい。黙れ。そろそろ切れんぞ?」

真っ黒な笑顔で言った。
私は、なんなんだろうね。切れやすいタイプなのかな?

「わかった。わかった。ていうか、笑顔がマジ怖い。その拳しまって!!」

「わかればいいよ。」

いつからかは、知らないけどいつの間にか爪が喰いこむぐらい手を握っていた。


「そうえばさぁ。マジで陸どうすんの?」

あぁ~どうしようかなぁ?藤堂くんって絶対告ってくるよね・・・

「向葵は、どうすればいいと思う?」

「え~わかんない。告られてからにすれば?」

「まぁ。それもそうだね。そうするわ。」