君の隣が好きだから


私は少しおかしくなって、笑った。


「・・!?/////」


藤堂くんはなぜかさっきよりも、赤くなっていた。

大丈夫かな?


「あっ後で、詳しいことは相原に言っとくから、んじゃ///」


そういうと藤堂くんは振り向きもせずスタスタと歩いて行ってしまった。


「あっ、誘ってくれてありがとー!!」

そう言ったら、藤堂くんは振り帰らずに言った。


「お、おう。」

そのときに、左耳が赤かったのは本人もわかんなかったと思う。


「んじゃ、行こっか向葵。」

「はーい。」

向葵はまだニヤニヤしている。ちょっとそろそろやめてくんないかな?