車内恋愛 ~8両目の王子様~



美保に、ここで嘘をついたってバレるのは目に見えてるから、無駄な抵抗は無しで認めてしまった。



すると、美保は自慢気に

「やーっぱりねー♪」

と言って、私の頭を1回ポンッと軽く叩いた。




「後で話ゆっくり聞くから、話しなさいよー?」

「はーいっ」



とりあえず話は後にして、私達は駅を出て学校へと向かった。