どうしよう、私... 「かっこい...」 思わず口から出てしまうくらい。 本当にかっこいい。 本当に、どこからどう見ても王子様。 そんな事を思いながら、ただひたすら男の子を見つめていると、 あっという間に私の降りる駅に着いてしまっていた。 急いで電車を降りて、 それからも私の頭の中は王子様でいっぱいだった。