車内恋愛 ~8両目の王子様~



「ちょっとでも楓にイライラしてたってことは、楓の事何も覚えてないってことはまず無い。でしょ?」

「え?」



「だーかーら!楓のこと、覚えてる可能性が高いってことよ!

まぁ、第一印象が悪くても、その王子様に覚えられてるならいいんじゃない?」


「あ、なるほどっ」



美保が言ってる意味、今ちょっと分かった。



イライラされて、第一印象は悪いものの、王子様が私を覚えてくれてる!


私を覚えてくれてるなら、それ以上の幸せなんかないかも!!!




「しかも、覚えてくれてるなら、告白もしやすいでしょ♪」


「えっ、美保、本当に告白しなきゃダメな..「ダメ。」



即答。