車内恋愛 ~8両目の王子様~


まだ王子様と出会ってから1週間も経ってない。


しかも、友達でもなければ、知り合いってわけでもないし...

ほんの少し話しただけで意識もされてない。




それに...


「あの日、王子様私にイライラしてただろうし...」


面倒くさそうに話してたもん。

目も、ちょっと怒ってたような気が...





「そう!それよ!」

「へ?ちょ、美保ぉー」



急に美保は私の両肩をガシッと掴み、前後に揺らし始めた。