「ばかー、そんな所から話す必要があるの?」 「うん!話す必要大有り!!」 「そう、なの.. 分かった、続き、話して。」 そう渋々言ってくれた美保に、私はもう一度最初から詳しく説明し直す。 「え、ちょっと待って」 「うんっ」 「あんたの説明力無さすぎ、というか..なんというか。話長すぎて頭ごちゃごちゃなんだけど。」 「え?じゃあまとめると.. 私、王子様を見つけたの! もしかしたら一目惚れかもしれないの!」