「あ、調度いい時に…」 体育館の扉の前に来た時、蓮次くんが扉を開けて出てきた。 「全員集合って部長が。」 「わかったわ、ありがとうね。」 「いえ……結愛。」 「はい?」 ちょいちょいと蓮次くんに手招きされた。 何だろうと思いながらドリンクを持って近寄ると。 ひょいっ。 「あ。」 「ヨタヨタしすぎで見てて危ねぇよ。」 蓮次くんがあたしの手からドリンクの入ったカゴを軽々取り上げた。