「結愛〜、やっぱりレジはすげぇな!!」
「うん、あたしとバスケした時より上手くなってるもん。」
悠くんの近くでかがんで言うと、悠くんは大きく呼吸をした。
「あーあ…双子なのに、やっぱり結愛には敵わないや。」
「えー、そんなことないよ。悠くんは上手いよ。」
「俺も悠はめちゃくちゃバスケが上手いと思うけど?」
2人で話していると蓮次くんが歩いて来た。
「バスケしててめちゃくちゃ楽しかったし。またやろうぜ、1on1。」
蓮次くんは小さく笑って言った。
「あぁ、次は抜いてやるからな‼︎」
悠くんも起き上がって力強く言った。


