隣のマネージャーさん。



悠と結愛と話していると、勇大先輩が駆け寄って来た。

「結愛、大丈夫か?」
「…はい、もうだいぶ落ち着きましたから…」

すみませんと申し訳なさそうに呟くと、先輩は優しく笑って結愛の肩をポンポンと叩いた。

「うん、なら良かったよ。レジと結愛でボールとかタイマー用意してくれたんだな?」
「あ、はい。」
「2人ともありがとな。よし、じゃあ部活始めるぞ!!結愛は無理するなよ。」
「あ、ありがとうございます‼︎」

結愛は小さく笑ってゆっくりと立ち上がった。