隣のマネージャーさん。



「小さい妹がいて、家庭環境もあまり良くないのにいつも元気で明るくて、馬鹿デカイ声で誰よりも純粋な颯汰。バスケはこんなに楽しいものなんだぞ、ってことを改めて教えてくれた。」
「ぐずっ…はい!!!!」
「あはは、やっぱり声デカイなあー。兄弟多くて真ん中っ子の叶多は本当に頑張り屋で、周りもよく見れて。そんな叶多に、仲間を思う気持ちを改めて教えられた。」
「………っく、はい……」
「いっつも爽やかに笑ってバスケをしてた悠に、小さいのに誰よりも一生懸命でみんなのために仕事してくれた結愛。双子の2人にはいっつも癒されてた。」
「……ぐずっ、ゆうだ、先輩……」
「う、うう……ぜ、んぱ……」

悠は小さい子みたいにぐずぐずと泣きながら涙を拭ってた。

「あはは、本当に泣き虫なんだな、悠は。」

笑った部長は悠の頭を優しく撫でた。