一度学校に戻り、荷物を部室に置いてからそれぞれ帰路につく。
「ソウちゃーん、みんなー!!」
「爽ー!!」
「お迎え来たよ!!レジくんも、ソーダくんも、悠くんも結愛ちゃんも一緒に帰ろう!!」
ニコニコと笑った爽ちゃんは結愛の手を引いた。
「うん、一緒に帰ろうか。」
結愛も優しく笑って、爽ちゃんの頭を撫でた。
「お前等、気をつけて帰れよー!!」
「ゆっくり体休めてね!!」
「はーい、わかりましたー!!」
「爽ちゃーん、バイバーイ!!」
「バイバーイ、大きいお兄ちゃん達、ミズキちゃん、ミーコちゃーん!!」
颯汰みたいに大きな声で明るく手を振りながら言った爽ちゃんに、先輩達もニコニコと笑顔で手を振り返しながら帰って行った。


