「あ!!」 円陣を組み終わって少し経って、結愛が大きな声をあげた。 「あ、全員ちょっと待っててください!!」 バタバタと結愛は走って体育館を出ていった。 「おい、結愛!!あんまり走んなよ!?」 「はーい‼︎」 「何だ何だ?」 「どうしたんだ、結愛?」 「さぁ?」 全員頭に?マークを浮かべて体育館の入り口を見ていた。 バタバタバタ…… 外から走る足音が近づいてきて、結愛が手に何かを持って戻ってきた。