隣のマネージャーさん。



「あんたまで…何なの?誰のおかげで今まで生活してこれたわけ!?部活も誰のおかげでできてるわけ!?」
「……帰って。」
「颯汰!!」
「帰れよ!!」

お母さんを見て強く言った颯汰くんは震えていて、顔にも恐怖の色が滲み出ていた。

「何を言ったのかわかってんの?あんた…」
「それは、あなたじゃないですか?菊池さん。」
「監督……」

まだ何かを言おうとした颯汰くんのお母さんの後ろに、監督が立っていた。

「あなた、重度のアルコール中毒で一度颯汰と離されてますよね?もうお酒はやめるという話で颯汰を戻しましたが、お酒をやめるどころか酷くなってるんじゃないですか?」
「うるさいわねぇ、あの2人が言うこと聞かないからでしょ!?」
「そんなことないはずですよ。颯汰は家事全般をこなすし、妹の面倒もよく見ている。あなたは、自分の子供に甘えすぎだ。」

監督は静かに、でも強く言った。