隣のマネージャーさん。




バシッ!!


「うるせぇな!!あんた等なんかねぇ、産みたくて産んだわけじゃないんだよ!!」

体育館いっぱいにその言葉はひどく重く、冷たく響き渡った。

颯汰くんは頬を叩かれたまま固まって動かず、何も言わなかった。

「ママなんて、大っ嫌い!!サアは、ママなんていらないもん!!」
「うっせぇな…ほら、行くよ!!」
「やだ、やだー!!ソウちゃーん!!」

腕を引かれて連れてかれそうな爽ちゃんを、颯汰くんがお母さんから引き離しぎゅっ、と抱き締めた。

「俺の…俺の大事な妹に、手ぇ出すんじゃねぇえー!!!!」

その言葉を合図のように、あたしも、その場にいた部員全員が走り出した。

「この、クソガキがぁ!!」
「っ!!」


バシッ!!