「颯汰、その子……」
「「か、可愛い〜!!」」
颯汰くんと手を繋いだ小さな女の子は、颯汰くんみたいに明るく笑った。
「はじめまして、サアです‼︎」
「「サア、ちゃん?」」
「あはは‼︎俺の妹の爽[サヤ]だよ!!可愛いだろー。」
颯汰くんはニコニコして爽ちゃんの頭を撫でた。
「えへへー、サアはソウちゃんになでなでしてもらうの、大好きぃ!!」
「俺も爽が大好きだぞー!!」
「って、何で爽ちゃんがいるんだよ。」
蓮次くんが颯汰くんに言うと、爽ちゃんが蓮次くんに言った。
「サアが、1人でお留守番はヤダって言ったら、ソウちゃんが一緒に行こうって‼︎ねぇ〜?」
「そうそう、俺ん家は母子家庭だからいつもは幼稚園に預けたりするんだけど、今日は1人になっちゃうからさ。」
なっ?と言った颯汰くんに爽ちゃんはぎゅうっと抱きついた。


