「山田…
俺さ…山田の事すきなんだ…
同クラになってから…
いつも空みてる…
落ち込んでる山田の事すごく気になった。
でも水野としゃべってるときは明るいように見えるけど目が明るいようには見えなかった。」
「一ノ瀬…あたしの事幸せにしてくれる?」
「あったりまえだろっ!!」
「死なない?」
「俺は絶対死んだりなんかしねぇ!!」
「絶対絶対死なない?」
「うん…
俺は何があっても絶対死なない!
山田…いや、架那のためにも!!」
「一ノ瀬…
お願いします…
でも…優都の事は忘れられないの…
だから」
「そのことは大丈夫!
ちゃんと受け止める!!」
「ひっくひっくひっく」
架那は泣き始めた。
「架那!」
一ノ瀬は精一杯…
私の事抱き締めてくれた。
「ひっくひっくひっく」
「大丈夫…
大丈夫だぁー!!」
「ありがと…
もう…大丈夫…
あ、もうこんな時間…
帰るね…」
「うん…」

