―――――――下を探るかな―――――』 ドゴォンッ!!! アンジェの声と床が砕け散る音が重なる。床の下には勿論のこと、研究室のような部屋があった。飛び散るかけらを避けながら下に着地する。 「なっ・・・・・!!?」 目の前には白衣を血で染め、茶髪の男が目を引ん剝いて、天井から舞い降りる少女を見ていた。 『償いはいらない。罰を与えるだけでいい』