外灯一つでも分かってしまいそうなくらい自分でも顔が赤くなっているのが分かった 「…帰りたくないんです……あっ、あの……変な意味じゃなくって……」 「じゃあちょっとドライブでもどう?」 祥哉さんは車のキーをチャラチャラと顔の前に差し出した 「は、はい…」 私は促されるまま車に乗った