私服で感じが違うけど...そう見ても華恋だよな...。
「うわっ、めっちゃ可愛くね!?」
「だよな~!こんな美人めったにいないよな!」
「しかも寝てるし...。これは無理矢理にでも運んで襲うしかねーだろ!」
「いいな、それ!スタイルもいいし...裸見てぇ~」
男達はそんな事を話している。
どうやら華恋は寝ているようだ。
普通こんな所で寝ないだろ...。
華恋って意外と鈍感っていうか...。
...って、こんな事考えてる場合じゃねぇ!
「なぁ、そいつ俺の女なんだけど」
俺は低い声でそう言い、男達を睨んだ。
俺の好きな女にこういろいろ言われちゃ俺も我慢できねぇし。