「どうしよう...」
土曜日の夜、私は悩んでいた。
何を悩んでいるのかというと...
「服が決まらない...!」
私は、慶太とのデートに着ていく服で悩んでいた。
デートは明日なのに...。
デートに誘われたときは...嬉しかった。
告白もされちゃったしキスも...。
告白もキスも、嫌じゃなかった。というか...嬉しかった...。
そっと自分の唇を触ってみる。
慶太の唇...柔らかかったな...。
...って、私変態みたいじゃん!
この気持ちが恋かはまだ分からないけど...
「明日になれば分かるよね」
そう呟き、私はまた服選びに励んだ。