今日の昼休み。




私は新友の明菜と昼ご飯を食べていた。





明菜は親友だけど、まだ完全に信じきっている訳ではない。






両親以外に信じてみよう、って思ったのは、慶太が初めて。






慶太の温もりがあまりにも優しかったから、そう思っちゃったんだ。







「華恋ってば!」





「きゃっ...」





いきなり明菜が叫ぶから、つい悲鳴を上げてしまった。







もう...びっくりさせないでよ...!






口に出して言うとまたいろいろと面倒臭くなるから、心の中で呟く。