「...ぁっ...慶太っ....」





ある夏の日の放課後。





誰にも使われていない教室に女の声が響く。





毎日女を抱く日々。





別に好きで抱いてるわけじゃない。ただ女が言い寄ってくるからそれに応えてるだけ。





俺も嫌ではないし、俺の性欲が満たされるし、そういう事では好都合。






女なんかどうせ、皆顔目当てなんだよ。






そんな事を考えている俺の心は汚れきっている。誰にも洗い流す事はできない。







そう思っていた。







この後の出来事までは─────....