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「けーいた!」
「華恋...!」
入院中の慶太のお見舞いに来た私。
あれから意識を取り戻した慶太は、しばらく入院することになった。
「お医者さんが褒めてたよ!慶太の快復力はすごいって!」
「あぁ...。華恋の歌が聞こえたから......。俺も頑張れたんだよ」
慶太が優しく微笑む。
そんなところも...、愛しいと思えちゃうんだ。
......ねぇ、慶太。
私、これからどんな事があっても乗り越えられると思う。
もし、慶太が苦しいとき。
その時は私が────......
君のために歌います。
*END*