六角関係〜番外編〜




また一歩ずつ足を進めていく。





一歩、歩くたびに肩に、髪に、次々と舞い落ちてくる。





粉雪より儚く。




私は息を深くすって、ベンチがある所まで歩いていった。




手探りでベンチを探しだして、腰掛ける。