声をかけてきたのは、確か隣のクラスの男子。
なんかこう…チャラい感じの、けど別にかっこよくはない…けどノリが軽い感じの…うまく説明できない感じの人だ。
名前はなんとなーくわかるけど、最近やっと同じクラスの人を覚えたばかりだから自信はない。
というか、何してんの?って見りゃわかるでしょ。ここモロ住宅街だし。
「いま帰るとこ」
「マジで?じゃあ俺とどっか遊びに行かねぇ?」
えっ何でそうなる?
「ごめん…今日は用事があるんだ。また今度ね」
よくわからない誘いを振り切って、半ば逃げるように家へ急いだ。
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