嫌なことが待ってると思うと時間が経つのは早いもので、 あっ という間に学校が終わってしまった。 塾の場所が書いてある地図と、入り口で通せって言われたIDカードを持って準備万端。 その塾は学校の最寄りの駅から3つめの駅のすぐ前にあるらしい。 名前は…英語だから読めないや。後で先生に聞いておこう。 「莉緒、電車あと5分で着くみたいだよ」 「ねぇハル~、どうしよう緊張する…」 「塾なんてチョロいもんだって。わかんなきゃ寝とけばいいし」 「いや…それはどうかと思うけど…」