そしてそのまま口付け。 舌を絡ませ、 あたしの口内を荒らす。 舌は首筋へ、鎖骨へと移る。 あたしはくすぐったくて…… 「んやぁっ……」 声を漏らす。 何この声、あたしのじゃないみたいな甘い声。 あたしはこの声をがんばって堪えた。 「礼……、大丈夫?」 陽はあたしを心配している。 「大丈夫だけど……」 「だけど?」 「恥ずかしい///」 いくら電気を消してても恥ずかしいもん。 「可愛いよ」 そう言って、パジャマのボタンに手を掛ける。