そんなあなたは先生でした…(上)


礼side


「綺麗だねぇ…」

「そうだな」


夜空に大輪が咲く。

それは一瞬で、

黒を鮮やかに彩る。

魔法みたいだよね。

だって火薬を上げて様々な色に変化する。

それなのに

一瞬咲いて一瞬で散って下に落ちる。


その輝きは人々を魅了する。


陽を見ると、

花火の輝きで光を放っていた。



あたしも花火みたいに陽の目に
綺麗に写りたいな。


そして、

長く咲く大輪みたいな存在になりたいなぁ。