「礼、俺だよ」 「え、陽?」 空き教室に入った。 「何?」 「んー、ちょっとこれ被って」 渡されたのは金髪のウイッグ。 え、何これ? 「着けて! 俺も変装するから」 陽は丸めがねをつけておかっぱのウイッグをつけた。 「ぶっ、何それ、あはははっ」 噴き出してしまてじゃないですか!! だって、ほんと…… 「い、いいから!!! ほら回るよっ」 陽に連れられて来たのは “死の館” と書いているお化け屋敷だった。