そんなあなたは先生でした…(上)


「陽?
どう、サイズ入ったー?」


ビクッ…


ドアの向こう側から聞こえた声に、
あたしたちはびっくりして離れた。


先生はドアを開けて麗華さんを通す。


「あら、いい感じじゃない♡」

「え、えへっ」

「うんうん、可愛いわ」

「着る人が変わるとこんな感じになるのか……」

「ちょっと、陽?」

「えへっ」

先生、
可愛いですね。

あたしの真似ですか?

あたし以上ですよ。