そんなあなたは先生でした…(上)


「可愛い?
重い女って思わないの?
あたし面倒くさいくない?」


だってそんなことで
こんな風になってるんだよ。

仕方ないことなのに。


「だってそれってヤキモチ妬いてるんでしょ?」

「………うん」

「だったらすっごく嬉しい。
俺ばっかり妬いてるかと思った」

「え?」

陽も妬いてたの?

いつ?

「礼可愛いすぎるから。
気づいてないと思うけど、男子たちからそーゆー目で見られてたんだよ?」

「そーゆー目?」

「んー、、なんて言えばわかるかな?」


あたしは陽の言葉にキョトンとする。


「礼が可愛いって、彼女にしたいって言われてるの!」

「えー、あたしなんかを彼女にして得あるの!?」

「あるよ」

「何?」

陽はニコッと微笑んでこう言った。


「礼を幸せにして、笑顔の礼を近くで見れること」


あたしは嬉しくて、もう一度陽に抱きついた。