沈黙が続く。
時計の秒針の動く音がやけに大きく聞こえる。
「礼、ごめんな……」
沈黙を破ったのは陽の謝罪の声。
「なんで謝るんですか?」
「だって、俺がもし職員室にいたら……。そう考えるだけで…」
陽は目を伏せた。
「そんなこと言わないで、あたしは陽が助けてくれるって信じてたよ?」
「礼……」
「だって、陽はあたしのヒーローだから。
だから、信じてた。
あたしのほうこそごめんなさい」
「なんで謝んの?」
「だって、、陽にも見られてないところ見られたし、………触られちゃったから………」
汚いよね、
あたしなんか。
もう、触りたくないよね?
ごめんなさい、
ごめんなさい………

