そんなあなたは先生でした…(上)


礼side


家に着いたのは夜遅く。


たぶん、10時前くらい。


「城之内……、じゃなくて“恭哉”は手当てを俺がする。
他も怪我ある人は手当てを急ぐように」


恭哉ほど傷を負ってる人はいなさそうだから大丈夫かな。


「麗華、今日は礼を頼む。
女同士のほうがいいだろ?
恭哉は俺の部屋、奏は………」


「廊下」


麗華が冷たく言う。


「じゃぁ、廊下で…」


奏はそんなぁ…って言ってる。


そんな奏にみんな笑う。


やっとみんな笑顔に戻ったな。