恭哉side
黒沢が会長に犯されてる……、
わかってても身体を動かすことができない。
情けねぇ。
好きな女も守れないなんて、、
何のための武術だよ。
俺は何のために習ってんだよ。
幼い頃からもしこういう場面にぶち当たったらって鍛練してきたじゃねぇか。
いつつかうんだよ。
俺は気付かれないように少しずつ身体を動かして、縄を解こうとこする。
せめて腕だけでも……
そう思いながら黒澤を見ると、
涙で顔が濡れていた。
会長は奥の手を使って、どうにか最後までやってやろうとしている。
これはマズい。
もう身体を沈めるしかない。
くっそ、、
佐伯はまだ来ないし。
助けられんのは俺だけ……

