「佐伯が来るまであとどれくらいかなぁ?」
止めない手をあたしは耐える。
「まぁまぁ、さっきいい反応してくれたから脚の縄解いてあげるね…」
脚なんて解かれても腕が縄で繋がれてるし、その縄が何かに巻きついていて取れそうにない。
神田毅は目がギラギラと光っている。
城之内くんはうっぷしたまま動かない。
あたしにできることは………
ないか。
「大人しいね、諦めちゃった?」
「んなわけ……っ、」
神田毅の手であっけなく開かれる両脚。
やばい、ここまできたら本気でやばい。
城之内くんは……、
あれ?
さっきまでうっぷしてたよね?
ちょっとずれてる?
そう思ってる瞬間、身体が凍張った。
何、この感覚?
やだ、、やだ……
「いやぁぁぁぁぁ」
奇矯な声が出る。
さっきまでとは違って耐えることができない。
「へぇ、コレ弱いの?」
身体が痙攣する。
ダメだよ、自分。
こんなふうになっちゃ相手の思うままじゃん。
でもでも………
強く弱く押してくるから……、
「お願いします……、止めて…」
涙が拭えないからひどいことになってるだろう。
「そんな顔されてもなぁー、、」
「もぅ、、嫌だよー……、陽早くぅ…」
もう無理かもしれない。
身体が浮きそうな感覚になる。
「そろそろかな?」
もはや、声なんてきこえない。

