そんなあなたは先生でした…(上)


「佐伯が来るまであとどれくらいかなぁ?」


止めない手をあたしは耐える。


「まぁまぁ、さっきいい反応してくれたから脚の縄解いてあげるね…」


脚なんて解かれても腕が縄で繋がれてるし、その縄が何かに巻きついていて取れそうにない。


神田毅は目がギラギラと光っている。


城之内くんはうっぷしたまま動かない。


あたしにできることは………


ないか。



「大人しいね、諦めちゃった?」

「んなわけ……っ、」


神田毅の手であっけなく開かれる両脚。


やばい、ここまできたら本気でやばい。


城之内くんは……、


あれ?

さっきまでうっぷしてたよね?


ちょっとずれてる?


そう思ってる瞬間、身体が凍張った。


何、この感覚?


やだ、、やだ……


「いやぁぁぁぁぁ」


奇矯な声が出る。

さっきまでとは違って耐えることができない。


「へぇ、コレ弱いの?」


身体が痙攣する。


ダメだよ、自分。


こんなふうになっちゃ相手の思うままじゃん。


でもでも………


強く弱く押してくるから……、


「お願いします……、止めて…」


涙が拭えないからひどいことになってるだろう。


「そんな顔されてもなぁー、、」


「もぅ、、嫌だよー……、陽早くぅ…」



もう無理かもしれない。


身体が浮きそうな感覚になる。


「そろそろかな?」


もはや、声なんてきこえない。