そんなあなたは先生でした…(上)


「あたしね、話したいことがあるの。
聞いてもいい?」


黒澤は首を傾げる。

ゴクッ……


その角度やべぇ…。


「あのさ、まず告白の件なんだけど…。
ごめんね、やつぱり彼が好きだから。
たとえ、教師でも好きだから……」

「………」


無言な俺に


「でも嬉しかった。
ありがとう」


と言って微笑んだ。



その笑顔を見たら、
さっきまでの気持ちなんて吹っ飛んだ。


あぁ、俺はこの顔にしたくてこいつを、黒澤を好きななったんだ……。


「俺もごめん」

「え、なんで謝るの?」



「だって、お前と佐伯の会話をっ………、黒澤、後ろ避けろ!!!」


「えっ!?」


黒澤の後ろには黒いスーツに包まれた男2人組がいて、パイプのような物を振りかざした。

間一髪、俺はパイプを掴み黒澤を後ろに隠す。



「お前ら、、会長の雇われか?」

「さすが恭哉様」

ニッと不気味な笑い方をする。


「何の用だ」

「そんな怒らないでさぁ、パイプなんて所詮飾り。こっちが本物」

そいつらはジジジッ……と電流を流してる機会を見せつけた。



「大人しく来な…」


後ろに回られ、首に当てられた。


俺らは意識を手放した。