恭哉side
ついに明日、文化祭か。
それでも学校には行く気がしなくて、
いつものようにベッドでつぶしていた。
ピンポーン♪
チャイムが鳴る。
でも無視。
会長かな?
バレたかな?
まぁ、いいや。
ほっとこ。
しかし、その人物の声で衝撃がはしった。
「城之内くん!
黒澤、黒澤礼です!
お願いします。
開けてあたしの話を聞いて下さい」
黒澤礼………
あいつはバカか。
ここがどんだけ危険なのかわかってんのか?
「城之内くん!」
何度も呼ばれる。
その声にも欲情する。
名前を呼ばれるたび、
叫ばれるたびに
ずっとそうしてろ
と思う。

