そんなあなたは先生でした…(上)


恭哉side


ついに明日、文化祭か。



それでも学校には行く気がしなくて、
いつものようにベッドでつぶしていた。



ピンポーン♪



チャイムが鳴る。



でも無視。


会長かな?

バレたかな?



まぁ、いいや。



ほっとこ。



しかし、その人物の声で衝撃がはしった。




「城之内くん!
黒澤、黒澤礼です!
お願いします。
開けてあたしの話を聞いて下さい」



黒澤礼………


あいつはバカか。


ここがどんだけ危険なのかわかってんのか?



「城之内くん!」



何度も呼ばれる。



その声にも欲情する。



名前を呼ばれるたび、

叫ばれるたびに



ずっとそうしてろ


と思う。