『そこの住所を教えて下さい。
明日は文化祭でクラス発表なんです!
城之内くんがいないとみんな困るんです。お願いします。』
再度送ると、
『そんな危険な場所を教えることなどできません。それもお一人でなんて』
と返ってきた。
危険なのはわかってるけど、でも………
『お願いします。
どうしてもしなくてはならないことなんです。あたし以外にできる人はいないんです』
そう、あたし以外に城之内くんの家を探して行くことなんてできない。
繁華街は危険だし、高校生1人でなんか以ての外。狩られてしまう。
『では、私もご一緒致します。
陽様には連絡してから来て下さいね。
5分後、校門のところに行きますので』
良かった。
あたしはみんなに急用ができたと告げ、
急いで支度した。

