そんなあなたは先生でした…(上)


保健室でわだかまりがなくなったおかげで、次の日の放課後からの劇練習がスムーズにいくようになった。


「あなた達、すごく息ぴったりね!
この前とは全然違う…」


三浦さんからお褒めの言葉をいただいた。


「やったね!!!」
「よかったー」

あたしと城之内くんはハイタッチをして喜んだ。


「あらあら、若いっていいわねぇ♡」

「わ、紗英先生!!!」

いつからそこに!?

「礼さんは恭哉くんと仲良しね」

「いやいや、違…」
「そうなんですよ」

否定をしようとしたら、言葉を城之内くんに被されてしまった。

「そうなの?
お似合いよっ♡」

「先生っ、違いますよ!!
大体、城之内くんのような人があたしなんかに目を向けるわけないじゃないですか!!!」

「………」

城之内くん黙ってるし。


先生はおほほっと笑ってるし。


いやいや、ないですよ。
あたしは陽から好かれればそれで///