恭哉side
まじで、ガチで無理。
貴公子?
ありえねー…
とっとと終わらせてぇー。
そんな風に思いながら練習に参加した。
しかし、予期せぬ事態が発生した。
「礼ちゃんすごー!!!」
「黒澤さんって演劇部だっけ?」
そう、あの女が上手すぎる。
最近、何なんだこの動悸は。
あの女を見ると無性に胸がこう、なんつーか、、、こうっっ、言葉には表せれねぇんだけど……、苦しくなったりあったかくなったり。
勝手にな、勝手にだぞ、
あの女に目が行くっつーか…
こう、イライラしてしまうっつーか……、
近くにいるとむず痒くて、
避けてしまう。
だから、、、
『ちょっとぉぉぉ、、城之内くん!!!
しっかりしてよっっっ!!』
あぁ、また……
三浦さんに怒鳴られる。

