そんなあなたは先生でした…(上)


恭哉side

まじで、ガチで無理。

貴公子?

ありえねー…


とっとと終わらせてぇー。


そんな風に思いながら練習に参加した。

しかし、予期せぬ事態が発生した。


「礼ちゃんすごー!!!」
「黒澤さんって演劇部だっけ?」


そう、あの女が上手すぎる。


最近、何なんだこの動悸は。
あの女を見ると無性に胸がこう、なんつーか、、、こうっっ、言葉には表せれねぇんだけど……、苦しくなったりあったかくなったり。

勝手にな、勝手にだぞ、
あの女に目が行くっつーか…

こう、イライラしてしまうっつーか……、


近くにいるとむず痒くて、
避けてしまう。

だから、、、


『ちょっとぉぉぉ、、城之内くん!!!
しっかりしてよっっっ!!』


あぁ、また……

三浦さんに怒鳴られる。