正直、あたしもいつもと違う陽にドキドキした。 帝の手紙はかぐや姫の元に届くが、 かぐや姫はそれを読まない。 帝役の陽はかぐや姫が手紙を読んでいないことに気づきなからも、読んでほしくて、自分を見てほしくて一生懸命に綴った愛の言葉。 この愛の言葉は三浦さんが考えたものである。 その三浦さんが褒めているのだからかなり上手くいったに違いない。 陽はフフッと笑いながらあたしを見ている。